四街道市議会 > 2020-09-14 >
09月14日-06号

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  1. 四街道市議会 2020-09-14
    09月14日-06号


    取得元: 四街道市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和 2年  9月 定例会(第3回)          令和2年第3回四街道市議会定例会 第15日                            令和2年9月14日(月曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第6号) 日程第1 一般質問       ・阿 部 百合子       ・本 田   良       ・田 中 徳 彦 日程第2 議案第18号       ・質疑       ・常任委員会付託                                              〇本日の会議に付した事件 1、開  議 1、議事日程の報告 1、一般質問    阿 部 百合子    本 田   良    田 中 徳 彦 1、議案第18号の質疑、委員会付託 1、散  会午後1時開議 出席議員(20名)     1番   久 保 田  敬 次 郎         2番   本  田     良     3番   阿  部  百 合 子         4番   田  中  徳  彦     5番   坂  本  弘  毅         6番   成  田  芳  律     7番   栗  原  直  也         8番   大  越  登 美 子     9番   保  坂  康  平        10番   西  塚  義  尊    11番   関  根  登 志 夫        12番   戸  田  由 紀 子    13番   石  山  健  作        14番   広  瀬  義  積    15番   山  本  裕  嗣        16番   森  本  次  郎    17番   高  橋  絹  子        18番   岡  田  哲  明    19番   長 谷 川  清  和        20番   清  宮  一  義 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   佐  渡     斉      副 市 長   武  富  裕  次  教 育 長   府  川  雅  司      危機管理監   澤  畠     博  経 営 企画   永  易  正  光      総 務 部長   鈴  木  雅  雄  部   長  福   祉   齋  藤  千  裕      健康こども   小  島  淳  一  サ ー ビス                   部   長  部   長  環 境 経済   麻  生  裕  文      都 市 部長   林  田  和  洋  部   長  上 下 水道   外  谷  茂  行      会計管理者   齊  藤  宏  一  部   長  消 防 長   齊  藤  信  行      教 育 部長   濱  田  宗  孝 本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   塩  田  直  樹      係   長   金  親  敬  子  主 査 補   植  草  俊  幸 △開議の宣告                               (午後1時) ○森本次郎議長 ただいまの出席議員20名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。  直ちに本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程の報告 ○森本次郎議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。                        ◇ △一般質問 ○森本次郎議長 日程第1、一般質問を行います。  発言時間については、質問時間のみで20分以内としますので、ご了承願います。  では、順次通告者の発言を許します。  3番、阿部百合子さん。    〔阿部百合子議員登壇〕 ◆阿部百合子議員 議席番号3番、日本共産党、阿部百合子です。通告に従いまして一般質問を行います。  1番、今優先すべきコロナ感染防止化対策について。5月末、緊急事態宣言の解除になって、その後本市でも感染者数が9月13日現在35人と増えています。国立感染症研究所が8月5日に発表した緊急レポートでは、無症状感染者が感染の連鎖を水面下でつないできた可能性を指摘し、WHOも感染の4割が無症状者から起こっていると指摘しています。コロナ感染拡大の抑え込みに成功している国は、どこでも大量検査、保護を実行しています。一方で、日本は新規感染者数が減少した5月に検査数を減らし、拡大の体制整備も怠りました。その結果、第2波の感染拡大を招き、後手後手の対応となったのです。自治体任せ、現場任せの国の対応に声を上げていただきたい。4月14日には、県内市長会から千葉県に緊急要望をなさっていることなど承知しています。その市長の役割に敬意を表するとともに、併せて感染防止は国の全面的な財政措置が必要だと認識しつつ、以下質問します。  ①、8月18日、厚労省は以下の職種についてPCR検査を定期的に受けられることは可能であると通知を出しました。ただし、財政的なことは明記されていません。市内にある病院、介護施設、高齢者住宅、幼稚園、保育所、学童ルーム、小中学校、高校で働く人全員(医師、正規職員、パート、アルバイト、派遣など)やその利用者、生徒も定期的にPCR検査を無料で受けられるように、市の責任で実施する考えは、ありませんか。白井市では、今述べた職種、病院は入っておりませんが、職種にクラスターが発生し、濃厚接触者以外とされた者を対象とし、市独自の予算で唾液PCR検査の実施を決めたと聞いています。  ②、8月7日、厚生労働省はPCR検査について、感染が発生した店舗、職場だけでなく、地域の関係者を幅広く検査する。積極的に検査を検討いただきたいとの事務連絡を出し、現在地域の住民、事業所への検査を可能とするものになっています。ただし、その費用の負担については明確に述べていません。質問します。クラスターやエピセンター(感染震源地)が起きた際に、その地域の全住民を対象に、PCR検査を無料で実施する考えはありませんか。  ③、感染の不安を感じている人、PCR検査を希望する人全てが無料で受けられる体制にするため、市独自の施設を設置し、独自の検査体制を構築する考えはありませんか。  ④、教室も教師の数も現状で学校再開ができるとの回答でしたけれども、夏休みまでのまとめとして、子供たちと教師の状況はどうだったのか伺います。  2番、第2次コロナ対策交付金事業地方創生交付金)について。  ①、国から交付金通知が来て、予算化まで時間がかかっているが、手間取った理由は何でしょう。  ②、国からの緊急的な交付金の市民要求に基づく事業施策の決定手順は、庁内でどのようになっているのか伺います。  ③、安倍首相提案のアベノマスクは不評だったが、第1次の市の独自支援事業は、ほぼ100%に近い支給になっているのか伺います。病院関係、介護施設、緊急小口資金受給者支援事業、妊産婦など支援事業、それぞれお答えください。  ④、発熱患者の診療を行う市内の医療機関への助成、介護サービス事業支援への独自支援事業は、今回継続になっていませんが、その理由は何か伺います。  3番、学童保育、こどもルーム支援員の雇い止めについて。  ①、なぜ解決が長引いているのか、経過を伺う。  以上、壇上からの質問を終わります。よろしくお願いします。 ○森本次郎議長 阿部百合子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  健康こども部長、小島淳一さん。    〔健康こども部長 小島淳一登壇〕 ◎健康こども部長(小島淳一) 私からは、大項目の1から3のうち、健康こども部所管分について順次お答えいたします。  初めに、大項目1の①、市内の病院や学校、施設等での感染対策として、職員や利用者全員に定期的な検査を無料で実施することについての市の考えですが、もしそのような体制を実現できれば、市民の皆様の安全安心な生活の一助になるものと考えます。しかしながら、現在有症状者に対する検査数にも十分な余裕はない中で、多人数に上る無症状者への検査を幅広く公に実施することは現実的に困難であると考えております。  続いて、②、クラスターなどが起きた際に、全住民を対象に無料検査をする考えはあるかについてですが、クラスターの発生など感染拡大を防止する必要がある場合には、発生した施設に限らず関係者を幅広く検査することも行政検査として可能ですが、その実施に係る判断は感染症法に基づき保健所が行うものです。市内においてそのような状況が発生した際には、地域の検査体制も勘案しながら、印旛保健所及び県が決定する方針に必要な協力をしてまいります。  続いて、③、感染の不安を感じている人や希望者が無料PCR検査を受けられる独自体制の構築についてですが、①のお答えと同様、現状では行政検査の対象とならない人に対する公的な検査体制の構築は困難と考えております。  次に、大項目の2の③、第1次の独自支援事業のうち、病院及び妊産婦支援事業の支給率についてお答えいたします。医療機関への支援については、発熱等患者の診療を行う医療機関への助成金については、当初の見込み14件に対し、申請は現在のところ7件です。オンライン診療奨励金については、当初の見込み20件に対し、申請は14件です。いずれも当初の見込みを母数とする支給率は、それぞれ50%、70%となります。妊産婦等支援事業については、対象者数545件に対し、申請数は529件で申請率は97.1%です。9月4日の時点で510件の支給を完了しており、申請に対する支給率は96.4%です。残りの方への振込手続も明日9月15日に完了する予定です。  続いて、④、発熱患者の診療を行う医療機関への助成が継続となっていない理由はとのご質問については、地方創生臨時交付金を活用した事業第二弾として改めて補正予算計上はしておりませんが、第一弾の事業を継続しているところです。  次に、大項目の3、学童保育、こどもルーム支援員の雇い止めについて、なぜ解決が長引いているのか、経過を伺うについてお答えいたします。双方の申立てに相違があり、調整がつかなかったことから、双方が弁護士を立て、和解に向けた話合いが行われていることから、解決に時間を要しているものと認識しております。  私からは以上です。 ○森本次郎議長 教育部長、濱田宗孝さん。    〔教育部長 濱田宗孝登壇〕 ◎教育部長(濱田宗孝) 私からは、第1項目の4点目、夏休みまでのまとめとして、子供たちと教師の状況はどうだったかについてお答えいたします。  各学校では、6月より文部科学省の衛生管理マニュアルに基づき3つの密の重なりを避ける感染防止対策を丁寧に行い、学校の新しい生活様式の定着に取り組んでまいりました。子供たちは、マスクを着用した生活や感染防止に配慮した学習活動等にも徐々に慣れ、教職員も通常の業務として感染防止の対応や教育活動の工夫に日々努めており、おおむね平常の学校生活を送ることができました。引き続き家庭としっかり連携し、感染防止対策を丁寧に行いながら、教育活動を進めてまいります。  私からは以上でございます。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。    〔経営企画部長 永易正光登壇〕 ◎経営企画部長(永易正光) 私からは、第2項目、第2次コロナ対策交付金事業のうち、1点目及び2点目についてお答えいたします。  初めに、1点目、予算化までに時間がかかっている理由についてですが、国の第2次補正予算に伴う新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、6月24日付事務連絡にて、内閣府地方創生推進室からの通知を受け、市独自事業の選定方針を定めた上で、全庁的に第二弾の事業を検討してまいりました。第一弾では、緊急事態宣言下での対応として、生活困窮者などへの給付金等を中心とした支援を実施しましたが、今回の第二弾につきましては、これからの新しい生活様式等に向けた対応を中心に事業を選定しましたことから、9月議会での提出とさせていただいたところでございます。  続いて、2点目の国からの交付金について、市民要求に基づく事業施策の決定手順につきましては、市民等がキャッシュレス、オンライン化などのICTを活用して、新型コロナウイルス感染症リスクを回避するために必要な新たな生活に対応するための支援事業など、市独自事業の選定方針を定めた上で、全庁的に事業の検討を行い、実施事業を決定しております。  私からは以上でございます。 ○森本次郎議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。    〔福祉サービス部長 齋藤千裕登壇〕 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 私からは、第2項目の③及び④のうち、福祉サービス部所管分についてお答えします。  最初に、③の介護サービス事業所に対する奨励金の支給状況につきましては、市内事業所72件に申請書を送付したところ、介護サービスの提供実績がないため申請を辞退した1件を除いた71件より申請があり、7月15日までに支給が完了しております。  次に、緊急小口資金受給者支援事業につきましては、5月22日から申請受付を開始し、8月4日をもって250人分の予算額に達し、執行率100%となりました。  続きまして、④についてですが、介護サービス事業所への奨励金は、緊急事態宣言発令後マスクや消毒液などが不足し、価格も高騰している状況下において、介護サービスの提供を継続するために必要な衛生材料の購入などに活用していただくことを目的に支給をしたものです。現在はこれら衛生材料の供給も安定してきており、当初の目的は達成できたものと考えております。なお、国の第2次補正予算では、都道府県が実施主体となって行う新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金の中で、介護施設、事業所に勤務する職員に対する慰労金の支給、感染症対策に要する物品購入支援などが位置づけられております。  私からは以上です。 ○森本次郎議長 再質問はありませんか。  阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 ありがとうございました。それでは、1番のほうから再質問します。  余裕がないから、幅広くはできませんという回答だったように思いますが、確かに国が予算をつけない中で、自治体はどうしようかというふうなことがいろいろあると思います。その中でも、白井市は一部独自でやっておりますし、松戸市も独自でやっています。もちろん、まちの大きさが違うといえばそうなのですけれども、国が予算をつけないなら取りあえず。9月補正予算、国からの地方創生交付金で、市がその費用を負担することはできないかということですが、この創生金の中で予備費みたいなの、そういう項目はゼロでしたっけ、市がその費用を負担することはできないか伺う。 ○森本次郎議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) お答え申し上げます。  国は、第2次の補正予算の中で、10兆円の予備費計上してございます。四街道市におきましては、国は第1次のときもあったのですけれども、予備費という形は第1次の補正、5月の臨時議会のときには組んでいません。今回、国の第2次を受けた9月補正予算、これについては予備費を5,000万ほど見ております。それにつきましては、これまでも予備費を使って、この4月からコロナウイルス対策いろいろやってまいりましたので、今後ともいろんな予測できない事態に対して5,000万ということで見ております。  それから、あと印旛郡におきましても、今阿部議員がおっしゃられましたとおり、白井市、そのほかに成田市、佐倉市、要はクラスターが発生した場合の濃厚接触者の範囲というのを保健所が特定するわけですけれども、やはりその濃厚接触者の範囲をもっと広げたほうがいいのではないかという考えがあって、それぞれ独自に1検体当たり3万円ということで、おおむね3万、そういう検査の幅を広げております。こういった状況でしたので、印旛郡の中で首長、7市2町みんな賛同が得られたので、県知事に直接もうちょっと濃厚接触者の範囲についても広げるようにという要望をさせていただいたところでございます。今回の県議会におきましても、そういうPCR検査あるいは抗原検査等々に含む県議会予算が約10億近く、たしか9億六、七千万ぐらいはあったと思います。  今後こういう行政検査については、地方公共団体、都道府県が主体となって行うというのが今現在のやり方なのですが、要はお金がないから、国からお金が来ないからやらないのではないのです。国からお金が来ても、では誰がPCR検査やるか、それはお医者さんです。お医者さんのその体制がなかなかできない。また、PCR検査で検体を取ったとしても、PCR検査の分析する、そういう民間企業も、まだそんなに急に数は増えていない状態なのです。ですから、国から直接四街道市にお金が来るという、そういうシステムになっていません。都道府県に行くのですが、仮にお金が来たとしても、では誰が検体検査するのですか、お医者さんが何人いるのだ、また検査する民間会社はどのくらいあるのだ、こういう問題が残されます。  以上です。
    森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 今から質問しようと思ったことと、ちょっと今の回答からいうとどうしようかと思っていますが、お金が来たとしても、PCR検査する人がいませんという市長のご答弁でしたけれども、私は厚生労働省は介護施設か高齢住宅、幼稚園、保育所の人たちは、定期的にPCR検査をすることができるみたいな事務通達を出していますが、それがお金が来る、来ないは置いておいたとして、この職種に市の消防隊員とごみ回収業者も含めることを検討していただきたいなということを言いたいのです。それは、今国が言ったことはだめだとおっしゃいましたからだめですが、消防隊員は救急車に交代で乗り、いろんな患者さんを搬送しています。どなたがコロナ陽性患者か分からない中で仕事をしています。ごみ回収業者は、ごみからコロナ感染のおそれもある中で仕事をしています。感染防止策は取りつつ仕事をしていますが、感染リスクが高い職種と言えます。この職種は、市役所内の職種です、今言った二つは。市長の専権事項を使って、従業員を守る立場で市長決裁でもできるわけです。コロナ第2波、第3波が予想される中、また昨年のような台風被害が千葉県に来たとき、職員の果たす役割は大きいと思います。国の政策ではなかなか実現できないのであれば、独自でその2つの職種を加えていただくようなことは、これから検討、今予算をやっておられると思いますけれども、そういう検討はまるっきり無理でしょうか。 ○森本次郎議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 新型コロナウイルス対策の本部会、対策本部でもそういう議論はしています。職員の中には、その部署によってPCR検査してほしいという部署もございます。それは、今ご指摘の消防とか、そういうものに限らずです。例えば保育所、それからまた例えば教育現場の先生方とか、それからあと窓口にも発熱した患者さんいらっしゃいますので、全ての窓口はやはり今阿部議員がそういうご指摘であれば、私の管轄下の中においてPCR検査やらなければいけないところがいっぱいあるわけでございます。問題は、定期的に検査をする、あるいはJリーグとか例えばプロ野球なんかは2週間に1回検査しています。では、その定期的にという検査が、どの程度の頻度を阿部議員がおっしゃっているのかちょっと分かりませんけれども、毎日やれということではないと思いますが、1回3万円かかりますので、これ行政検査でない場合に。そこでいろいろ議論したのですけれども、なかなかその頻度というのを特定はできませんので、それからまた例えば阿部議員がおっしゃっているように、例えば介護施設とか、あるいは病院とかほかの民間のところも、例えば看護師さんをPCR検査やった場合に、看護師さんがご自宅に帰って、そのご家族もPCR検査やらないと、阿部議員がおっしゃっているようなそういう目的は達成できないわけです。  ですから、なかなか範囲もどんどん広がってくるし、頻度もなかなか特定できないということで、市役所の職員の希望するところにPCR検査、これはちょっと厳しいと。では、どうするのだということで、毎朝ちゃんと検温をして体温を測って、そして熱があれば上司に報告して、そして休むと。その休む方については、特別休暇という取扱いをして、要は症状がある、これ無症状だった場合ちょっと問題なのですが、症状がある、特に毎朝の検温によって、四街道市役所内にその感染者が出ないようにしようと、それがコロナの対策本部の結論でございます。  以上です。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 私が申し上げたいのは、確かに範囲とか頻度はどうなるのだという、そういう具体的なことを私はまだ言っておりませんけれども、職員の中では部署によっては、PCR検査してほしいという声が出ているということは多分当然だろうと思いますので、それを2週間に1回やれなんていうことは言っておりませんので、何とかそれが実現できる方向で、引き続き話を続けてほしいなという意見としておきます。  それでは、②の再質問に行きます。これも、県が決定する方針に従うということで、四街道独自では、厳しいですということでした。国が予算をつけないから、地方自治体は本当にどういうふうにやっていいのかということ、大変な不安を持ち込んでいると思います。  それで、3番に行きます。3番の唾液検査の状況は、どこまで進んでいるのかということです。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) お答えいたします。  6月にPCR検査の検体として唾液が追加されています。当初は発症後9日以内の症状のある人が対象でしたが、7月17日から無症状者についても行政検査としてPCR検査、抗原定量検査が可能となっております。印旛市郡医師会のPCR検査センターにおいても、7月15日より唾液による検査に移行しております。医療機関の検体採取においても、飛沫感染のリスクが低い唾液検査が多くなっているものと思われます。  以上です。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 分かりました。7月15日より移行していると、印旛医師会の検査カーの稼働状況はどういう状況か教えてください。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) お答えいたします。  印旛市郡医師会PCR検査センターでは、現在は唾液による検査となったため、専用の検査車両は使用せずに運用しております。前は飛沫感染の関係からいろいろやっていたのですけれども、現在は唾液検査ということで。センターの稼働状況については1回の定員を10名から30名にし、週2回のペースで実施しております。印旛市郡医師会によりますと、感染者が急増した時期は定員に達することもありましたが、最近落ちついた状況になってきており、定員に満たない状況であるということで伺っております。  以上です。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 松戸市で実施されている市独自のPCR検査、いろいろありますけれども、担当者として報告を聞いて、どのような感想を持っておられますか。答えられれば、お願いいたします。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) 確かに実施できればいいなというふうには感じております。ただし、先ほど来ご答弁申し上げておりますとおり、その検査する量についての対応が困難な状況であると、そういう意味からしますと、現状では厳しいものがある。ただし、やはりそういうような先進的な形で実施しているところは、すばらしいなというふうに担当としては考えます。  以上です。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 これは意見ですが、科学を尊重し、国民に信頼される政治をつくることが求められています。2010年に発表された政府の新型インフルエンザ対策総括会議報告書には、感染症対策の組織や人員体制の強化、PCR検査体制の強化などの科学的知見に基づく対策が提起されていました。しかし、安倍政権は無視、国立感染症研究所と地方衛生研究所の予算と人員を連続的に削減しました。1990年から30年間で、自民党政権は7,000人もの保健所の職員を減らしてきました。安倍政権の下でも、保健所の数は減少し、人員不足も放置されたままでした。改めて保健所の増設を国に求めてまいります。自治体からも、そのことを声を上げていただくことを要望し、この項を終わります。  ④の再質問です。学校校内の消毒、清掃に関して、教職員から負担軽減の要望は出ていないか伺います。 ○森本次郎議長 教育部長、濱田宗孝さん。 ◎教育部長(濱田宗孝) お答えいたします。  現段階では、校内の消毒作業に関する負担軽減の要望は出ておりませんが、教育委員会といたしましては、新型コロナウイルス感染症に対する対応は、今後も長期に及ぶということが予想されることから、学校業務の軽減のため、スクールサポートスタッフを全校に配置いたしました。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 そのスクールサポートスタッフというのは、教員ではないのですね。 ○森本次郎議長 教育部長、濱田宗孝さん。 ◎教育部長(濱田宗孝) お答えします。  教職員ではございません。県職の扱いの方でございまして、学校長の指定するような軽作業とか、例えばプリントのコピーだったりとかデータの入力だったり、そういう作業を行う方でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 今でさえ学校職場は長時間労働の職場です。そこに新たなコロナ対応が加わり、子供たちの命を守るために、あれしてはだめ、これもだめの指導をせざるを得ない状況に、教員は学校の継続に不安を感じながら疲弊しています。四街道市は、学校に支援教員が配置されているからやっていけるという考えでしょうか。教員へのフォローで、すぐに実施できそうな手だては考えていませんか。 ○森本次郎議長 教育部長、濱田宗孝さん。 ◎教育部長(濱田宗孝) お答えいたします。  教育委員会といたしましては、既に市で配置されている職員のほかに、学校の要請に応じまして児童生徒への学習支援を行う学習サポーターを改めて配置しております。さらに、先ほどの答弁でも申し上げましたスクールサポートスタッフを市内全小中学校へ配置し、学校業務の軽減に併せて努めているところでございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 その学習サポーターというのは、教員に準ずるような方ですか。 ○森本次郎議長 教育部長、濱田宗孝さん。 ◎教育部長(濱田宗孝) お答えいたします。  こちらは、国の補助金を受けまして県が会計年度任用職員として採用している方たちでございまして、教員免許を持っている方もいらっしゃいますし、免許がお持ちでない方でも採用できるところでございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 今、国の補助費をもらってそういうのを配置しましたとおっしゃっていますが、第2次地方創生の補助金ではないところですか。 ○森本次郎議長 教育部長、濱田宗孝さん。 ◎教育部長(濱田宗孝) こちらは、県のほうの話ですので市のほうではございませんので、県の採用職員、会計年度任用職員ということになります。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 これからも長くこのウィズコロナの学校生活が続くと思うが、そのサポートとして子供たち一人一人に応じたきめ細やかな指導が行えるよう、少人数学級の実現が待たれています。そのためには教師を増やすことです。全国知事会、全国市長会、全国の小中高校と特別支援学校の4校長会から、その要望が出されていると聞きました。その世論に押され、経済財政運営と改革の基本方針2020の中に、関係者間で丁寧に検討するが入りました。安倍首相自身も、学校再開ではきめ細かな指導が必要だと発言しています。今、濱田部長がおっしゃったことと似たような回答になるのかなと思いますが、教育長はこの要請実現に向けて、ほかにどのようなことを準備しているのか、すぐに手だてできそうなことはありませんかというのは、前のあれとかぶりますか。 ○森本次郎議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。  毎年国、県に対して教職員の増員等については要望書を提出しております。また、教育長協議会も同様の要望をしております。現状の対応といたしましては、市教育委員会では、小学校に対し少人数指導教員を配置し、きめ細かな指導に努めておるところでございます。また、児童生徒一人一人に学びやすく、家庭でも安心して学習ができる環境を整えるため、国のGIGAスクール構想を促進をして、教育のICT化及びオンライン学習の整備等に取り組んでいるところでございます。  私からは以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それでは、2番の①の再質問行います。今回国からのコロナ関連地方創生交付金は、9月通常補正予算と一緒に提案されています。その提示の仕方が分かりにくいのです。国から交付金が、6億5,247万円来ていて、市としての総事業費は7億7,196万円の支出で大きな数字です。通常の補正予算ではありません。補正予算書の記述に、コロナ関連と書くと後でやりにくい点も出てくるとの話でしたが、やはり臨時議会としてもっと早く、そして分けて開催して欲しかった。まとめてやると、事務的にすごく楽なのでしょうか。先ほど未来の暮らし方のところで時間が手間取ったということでしたけれども、そこらあたりの事務局としての意見、感想をお願いします。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  先ほどご答弁させていただきましたのは、新しい生活様式ということで、こちらに重きを置くということで、急いで前回のような緊急事態宣言下のときのような緊急性まではないのではないかという判断をしたということでございます。あと臨時議会にすることによってコロナの関連、交付金の関係の事業をまとめたほうが分かりやすかったということでございますけれども、私ども補正予算の中では、財源の構成といたしまして、全事業7億のうち6億5,000万部分、大体事業の規模に応じて案分で出しております。約85%ぐらいが交付金を投入して各事業、そしてその残りの部分について一般財源を投入するということでございます。そういった予算の編成をさせていただいておりまして、交付金を充てている事業ということで、分かるようにさせていただいておりますので、ご理解いただければと思います。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 今、部長はこれからの暮らしのほうに重きを置いて予算を組んだから時間がかかりましたとおっしゃいましたけれども、今回第2次のところでも、市内減収事業者への支援事業10万円というのがあるのですが、これとて一刻も早く手だてすれば、値千金のはずです。時期的にもう手おくれかもしれない。そう思うと本当に遅かったなと、これは私の感想です。  ②の再質問行きます。状況をどうつかんでいるのかということに尽きると思います。解雇や離職によって住宅を失った人を対象に市営住宅を提供するとか、内定を取り消された新卒者を緊急雇用対策として1人でも2人でも臨時、今は会計年度職員というのです。その募集とかの話は庁内では出ませんでしたか、答えられればお願いします。 ○森本次郎議長 暫時休憩します。    休憩 午後 1時42分    再開 午後 1時42分 ○森本次郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 失礼しました。それでは、6月議会で私はPCR検査の拡充をと要望しましたが、そういう話は庁内で全く出なかったのでしょうか。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) お答えいたします。  議員ご要望の希望する方全員への検査の実施については、繰り返しの答弁になりますけれども、困難であると判断しております。しかしながら、行政検査の対象範囲の拡大については、先ほど市長も答弁いたしましたけれども、8月18日に印旛管内9市町長の連名で県知事に要望を提出しており、県においては6月補正に加え9月補正予算案でも、PCR検査体制の強化に係る予算を増額計上しておりますので、その動向を注視してまいります。  以上です。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 2の意見として言います。学校の理科室や家庭科室など特別教室のエアコン設置は、国の交付金として枠に入っていなかったと聞きました。質問は差し控えますが、使う頻度は少ないにしても、これら特別教室へのエアコン設置は必要、必須と言えます。要望を申し上げておきます。また、少人数学級実現への取組は、全国で大きな世論となり急がれていますが、必ず教室の数を増やすことが出てくると思います。その準備も今からよろしくお願いしたいと思います。  ③、振り込まれた後の市民からの感想や声があれば、お聞かせください。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) お答えいたします。  私ども健康こども部につきまして、妊産婦等の支援事業、こちらでございまして、母子健康手帳の交付とともに申請書を配布する際には、ありがたい、助かりますという声が聞かれました。また、給付後において、窓口にいらしたお父さんからも、定額給付金に加えての支援に喜びの声をいただいているところでございます。  以上です。 ○森本次郎議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  では、私のほうから福祉サービス部所管分についてお答えいたします。本事業につきまして、市には直接の感想というのは届いてはおりませんが、緊急小口資金特例貸付の相談窓口であります、四街道市社会福祉協議会によりますと、本事業をご案内すると、多くの方々からありがたいと感謝の言葉をいただいたと伺っております。また、介護サービス事業所支援事業につきましても、手続で窓口にいらっしゃった幾つかの介護事業所の方からは、感謝の弁をいただいております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それでは、経営企画部に質問します。第1次の23事業の総括は行ったのでしょうか、効果的な事業支出だったと言えますか。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  第一弾の23事業の総括につきましては、全ての事業が完了していませんことから現在は行っておりませんが、各事業につきましては緊急事態宣言下において、市民生活への支援、地域経済活性化への支援、それから医療機関等への支援などを目的として実施したものであり、効果的な事業であると考えているところでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 何でこんな質問したかというと、やっぱり精度の高い市民が待ち望んでいるものとマッチングした支出だったら本当にいいなと思っていまして、これは市役所の職員全員、未来永劫にその課題は持っていると思います。何が今市民に問われているのかということで、今後ともそういう気持ちでお願いいたします。  それでは、あと2分、大きい3番のところですけれども、調整がつかなかったから時間がかかっているということでしたけれども、その結果みたいな、その続きの話はこれ以上のものも以下でもないのですか。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) お答えいたします。  現在も双方が弁護士を立てて、和解に向けた話合いを行っているところでございます。  以上です。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 周りの保護者の声を聞くと、熱心な先生として評価の高い仕事ぶりの話が出てきます。半分譲って、一部短所もあるでしょう。支援員の欠員が長く続いている中で、また支援員募集もしています。人が足りないのに、それでも雇い止めするほどのミスだったのでしょうか。もしミスがあったとしても、まずそのことを注意する、それでも直らなかったら再度注意するのが手順です。労働組合なら絶対その手順を言います。どうだったのでしょうか。今回のことは、意図的と言わざるを得ません。こんなやり方で優秀な若者を放逐するような社協でほしくないという思いです。若者の人生そのものに打撃を与えかねない状況、何とかそういう方向にならないように、引き続きよろしくお願いしたいと思います。 ○森本次郎議長 終わりです。  以上で阿部百合子さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 1時48分    再開 午後 2時05分    〔議長、副議長と交代〕 ○成田芳律副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  暫時議長職を交代します。 ○成田芳律副議長 引き続き一般質問を行います。  2番、本田良さん。    〔本田 良議員登壇〕 ◆本田良議員 議席番号2番、日本共産党、本田良です。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  九州を中心に猛威を振るった7月の豪雨は、多くの河川を氾濫させ、すさまじい被害を出しました。その後も、記録的な豪雨は日本各地に甚大な被害をもたらしました。新型コロナウイルス感染症への感染予防対策をしながらの避難生活は、想像に余りあるものがあります。四街道市には大きな川はありませんが、大雨が降るとあふれる地域もあり、油断はできません。首都直下型地震や南海トラフ巨大地震の発生も想像した対策も不可欠です。質問いたします。  1、コロナ禍での、災害対策について。  ①、避難所の自家発電は、7日間継続できる機能を持つようにしていますか。  ②、避難所の非常食、水、ポータブルトイレなどは、7日間継続できる量を確保していますか。  ③、昨年の台風のとき、南房総市では電力トリアージが機能せず、なかなか病院に電源車が配置されなかったことがあったと聞いております。質問いたします。電力トリアージの対応マニュアルは作成されていますか。  ④、分散避難などの想定は、どのように準備をしているか、お聞きします。  ⑤、避難所運営には、女性もリーダーとして参加できるようになっていますか。  ⑥、昨年の台風で、道路冠水したところが何か所あり、そのうち改善されたところは何か所ですか。  2、物井駅東口への道路の整備について。  ①、通勤、通学、送迎に毎日使う道路です。道幅や路肩の整備をする予定はありますか。  ②、物井の東口ロータリーへの通路は、なぜ使えないのか伺います。  3、もねの里方面へのバス路線を。  ①、みそら団地には店が一軒もなく、みそら在住の市民は買い物にも困っています。もねの里方面へのバス路線について、市はどのように考えていますか。  4、鷹の台団地の公共用地の利用、活用について。鷹の台団地は四街道市街からは遠く、図書館も公民館もありません。また、中学生は命の危険を感じながら自転車で通学をしている状況です。公共用地があるのですから、市民税など住民税をきちんと納めている皆さんが長年望んでいる集える場所を、ぜひ検討していただきたいと思い、質問いたします。  ①、災害時の避難所としても利用できるような、市民が集える場所をつくる予定はありませんか。  以上、壇上からの質問です。お答えをよろしくお願いいたします。 ○成田芳律副議長 本田良さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  危機管理監、澤畠博さん。    〔危機管理監 澤畠 博登壇〕 ◎危機管理監(澤畠博) 私からは、1項目、コロナ禍での災害対策についてのうち、1点目から4点目について順次お答えいたします。  初めに、1点目の避難所の自家発電についてですが、現在指定避難所の施設は文化センターと南部福祉センターを除き、自家発電すなわち非常用発電の機能を備えていません。したがって、他の施設については、市が備蓄する可搬式の発電機で対応することになっています。ただし、文化センターと南部福祉センターにつきましても、1度の給油で稼働する時間は、その使用状況によりますが、数時間程度であり、途中給油が必要となります。したがって、7日間あるいはそれ以上発電を継続するためには、千葉県石油商業協同組合四街道支部との契約に基づき、また県への支援要請等により燃料を継続的に確保することが不可欠です。  次に、2点目の避難所の非常食、水、ポータブルトイレについてですが、非常食及び飲料水は現在おおむね想定される避難者数の3日分を備蓄しており、ポータブルトイレは仮設トイレ72基、便袋8,400枚で3日分を目標に、さらに備蓄数を増やしている状況であります。また、避難者自身に持ち込みをお願いするとともに、物資供給に関する協定先等からの供給、さらに3日目以降は国、県等からのプッシュ型支援等が期待できることから、おおむね7日間、避難者等の避難生活が維持できる量を確保できるものと考えております。  次に、3点目の電力トリアージの対応マニュアルの作成についてお答えします。南房総市のケースは、NHKの「検証・台風15号」によれば、病院等との情報の錯綜や東電とのコミュニケーション不足等の要因が重なったものと承知しております。当市では、現在停電の原因となる倒木への対応、リエゾンの派遣、復旧の促進と状況に応じた電源車の優先配置等について、東京電力と協定の締結に向けた協議を進めております。  次に、4点目の分散避難についてですが、コロナ禍においては、ウイルス感染を懸念して、自宅が安全な場合の在宅避難、安全な親戚及び知人宅への避難や一時的な車中避難あるいは区・自治会、地域独自での避難所設営なども想定されます。したがいまして、今般の補正予算に計上させていただいておりますが、自主防災組織または自主防災組織を設立していない区・自治会を対象として、各地域での避難行動等での感染予防を図るために必要な物資及び資機材の購入に係る費用の支援を進めていく考えでございます。  私からは以上です。 ○成田芳律副議長 教育部長、濱田宗孝さん。    〔教育部長 濱田宗孝登壇〕 ◎教育部長(濱田宗孝) 私からは、第1項目の5点目、避難所運営は女性も参加できるようになっていますかにつきましてお答えいたします。  避難所運営に関しましては、避難所運営マニュアルにおいて、総務班、情報・広報班、食料・物資班、保健・衛生班、施設管理班、ボランティア班などの業務を記載しておりますが、性別での役割の設定はしておりません。  私からは以上でございます。 ○成田芳律副議長 都市部長、林田和洋さん。    〔都市部長 林田和洋登壇〕 ◎都市部長(林田和洋) 私からは、第1項目の6点目及び第2項目について順次お答えいたします。  初めに、第1項目、コロナ禍での災害対策の6点目、昨年の台風による道路冠水箇所数と改善箇所数でございますが、昨年9月の台風15号以降、一連の大雨におきまして、一時的なものも含め47か所の道路冠水が確認されております。このうち、道路側溝や排水路へのごみや土砂の堆積が原因となる大半の箇所につきましては、清掃等を実施し、冠水が解消されました。また、工事により既に3か所が改善され、さらに今年度中に2か所の改善を行う予定でございます。  次に、第2項目、物井駅東口への道路整備についてお答えいたします。初めに、1点目の物井駅東口への道路につきましては、通勤、通学者の利便性向上のため、平成18年に物井駅東口に接続する市道物井大田線と市道向井物井線間をつなぐ物井駅東口アクセス道路の素案を作成いたしました。しかしながら、道路計画地周辺は鹿島川周辺の浸水想定区域内にあることや、過去の大雨により広範囲にわたり浸水したことから、計画の変更を余儀なくされたところです。ご質問のJR沿いの市道物井27号線につきましては、この物井駅東口アクセス道路のルートの再検討を行う上での1つの候補として考えているところでございます。  次に、2点目の東口ロータリーへの通路は、なぜ使えないのかについてお答えいたします。市道物井27号線から東口ロータリーへ接続する箇所は歩道に面しており、現状では車両が進入できる通路ではございません。ロータリーは駅利用者のためのものであり、市道物井27号線と東口ロータリーを直接接続することにより、駅を利用しない通過交通が発生し、安全を確保できなくなることから接続は考えておりません。  私からは以上でございます。 ○成田芳律副議長 経営企画部長、永易正光さん。    〔経営企画部長 永易正光登壇〕 ◎経営企画部長(永易正光) 私からは、第3項目、もねの里方面へのバス路線を、及び第4項目、鷹の台団地の公共用地の利用、活用についてお答えいたします。  初めに、もねの里方面へのバス路線についてですが、市内のバスは民間バス事業者により運行されており、利用者の利便性などを見極めながら、需要や採算性などを考慮し、バス路線の新設などを行っておりますので、路線の新設については交通事業者の判断によるものと考えております。  次に、第4項目の1点目、鷹の台団地の公共用地に災害時の避難場所としても利用できるような、市民が集える場所をつくる予定についてお答えいたします。鷹の台の公共用地に対する市民が集える場所の整備につきましては、平成31年度から令和5年度までの5年間を計画期間とする四街道市総合計画後期基本計画への位置づけはございません。  私からは以上でございます。 ○成田芳律副議長 再質問はありませんか。  本田良さん。 ◆本田良議員 ①番から行きます。①の再質問ですか、昨年の台風での停電は解消するまでに三、四日かかりました。四街道市は被害は軽いほうだったかもしれません。再質問、ポータブル発電機はあまりないとおっしゃいました。貸出し用なんていうのはないのですね、では。避難所用のが幾らもないわけだから、例えば貸出し用ありますか。 ○成田芳律副議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えします。  市は、防災井戸用、それから投光器用、さらに貸出し用も含めて95台保有しております。  以上です。 ○成田芳律副議長 本田良さん。 ◆本田良議員 先ほどの答弁聞いていてないのかと思いました。貸出し用はあるので、ちょっと安心いたしました。7日間もつ発電機ってすごく高いのですか。 ○成田芳律副議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) 壇上でもお答えしましたけれども、発電機にとって必要な燃料でございますので、燃料がそのまま給油が可能であれば7日以上もつということになります。なお、ポータブル発電機いわゆる可搬用の発電機の1台の価格ですけれども、約17万円でございます。  以上です。 ○成田芳律副議長 本田良さん。 ◆本田良議員 この質問いたしましたちょっと言い訳になるのかな、要望として言わせていただきます。自宅にいることができないから避難所を利用するわけですから、その後のめどが立つまで避難所から動くことはできません。それで、よって7日間ぐらいは継続が必要かと思って質問いたしました。以上です。  では、②の再質問に行ってよろしいですか。②の再質問いたします。パーティションや段ボールベッドもコロナ感染予防に有効と言われています。どのくらい用意されていますか。 ○成田芳律副議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えします。  具体的な数字が手元にございませんので、概要だけ説明させていただきます。コロナ感染症としては、非接触型体温計、各避難所3台、それからマスク、6万3,000ないし4,000枚、消毒液、それからゴム手袋、ウエットティッシュ、フェースシールドのほか、今ございましたパーティション、パーティションというのは幾つか種類がございますけれども、既にダンボールのものは市が保有しておりますけれども、新たにテント型を購入するということで、各避難所当たり20台前後が配置をされるということになっております。  以上です。 ○成田芳律副議長 本田良さん。 ◆本田良議員 ありがとうございます。もう一つ再質問いたします。コロナ禍の避難所は、今までの避難所とは違い、症状が出た方の専用スペースやトイレ、動線を分けるなどの必要があります。今までとは違います。職員の対応人数は大丈夫でしょうか。また、対応シミュレーション訓練は始めていますか。 ○成田芳律副議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) コロナ禍では、濃厚接触者、発熱者等の体調不良者、それから一般の避難者、その3つに区分をして対応せざるを得ません。したがって、濃厚接触者の施設については今まさに検討している最中で、そのほかの発熱者等体調不良者と、それから一般の避難者、これについてはそれぞれの避難所で対応することになりますけれども、そのときの受け付けが極めて重要であります。次には施設内の配置でございます。その辺のところを今具体的に検討している最中でございます。  以上です。 ○成田芳律副議長 本田良さん。 ◆本田良議員 検討していただけているということで、ありがたいです。  要望いたします。日本の避難所は、スフィア基準に照らしても難民支援基準を下回るような劣悪な生活環境にあると言われ、こうした事態は政府も認め、改善方法として2016年4月に避難所運営ガイドラインを政府も示しております。避難所の現状が、人間らしい生活を送るという観点から見て決してよい状態ではなく、その質の向上を図ることは決してぜいたくではないという見解が国から示されております。避難所の機能性や快適性の向上に努力をいただきますようお願いいたします。  スフィア基準って分かりますか。傍聴者の方がいらっしゃるので、ちょっと説明してもよろしいでしょうか。避難所の環境基準でして、スフィア基準とは国際人道法や人権法、難民法の規定に含まれる尊厳のある生活への権利、人道援助を受ける権利、保護と安全の権利を実現するために、人道援助を行うNGOグループと国際赤十字が定めたスフィアプロジェクトの生命を守るための最低限の基準です。大ざっぱなことを申し上げておきます、傍聴者の方のために。以上です。  では、続けて言います。3番は聞きましたので、いいことにいたします。再質問としてのあれですが、3番の質問ですが、停電の長期化に備え、東京電力と市の対応マニュアルを突き合わせて、整合性が取れているか確認し、電源車の優先順位のリストを進めていただきますよう、よろしくお願いいたします。何か今協定に向けた協議中だということなので、よろしくお願いいたします。  ④に行きます。再質問。在宅や車中などの避難所以外で避難生活を送る人について、物資の配布や情報提供の手順マニュアルがあれば教えてください。 ○成田芳律副議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えします。  在宅避難や車中避難など、指定避難所以外の避難者については、自主防災組織や区・自治会の協力のもと実態の把握に努め、状況に応じて指定避難所における支援に準じた支援を行う考えでございます。したがって、それぞれの指定避難所もしくは区・自治会の集会所が情報の発信あるいは地域の情報を取りまとめる、そのような役割を担うことになります。それに対して市は支援を継続をするという体制をつくります。  以上です。 ○成田芳律副議長 本田良さん。
    ◆本田良議員 5番の再質問いたします。防災組織の構成メンバーに、女性を意識して入っていただくような取組はなさっていらっしゃいますでしょうか。 ○成田芳律副議長 教育部長、濱田宗孝さん。 ◎教育部長(濱田宗孝) お答えいたします。  壇上でもご答弁申し上げましたが、性別での役割の区分はしておりません。議員仰せのとおり、女性の立場でのご意見や要望は必要だと思っておりますので、女性の方にも避難所の運営に参加していただきたいと思っております。参加していただくことによりまして、避難してきた女性の方たちが、避難しやすい環境、相談しやすい環境が整えられるものだというふうに思っております。  以上です。 ○成田芳律副議長 本田良さん。 ◆本田良議員 授乳室やトイレ、着替え場所、洗濯物干しなど、女性の立場に立っての意見や要望が言いやすいような雰囲気にしていただくようにお願いいたします。それには日頃から防災の話合いの中に必ず女性が入っていただき、意見を聞く機会をつくっていただくように、よろしくお願いしたいと思います。  続けて、6番のところで、いろいろと工事もやっていたただいて解消したところもあるとお聞きしておりますが、ありがとうございました。ここでは意見を言わせていただきます。道路の水たまりやミラーの角度、木が伸びて覆いかぶさって見えにくいミラーなど、すぐ土木課に行き、お願いしますと、翌日には解消していて、職員の仕事の速さに驚きますとともに感謝いたしております。しかし、生活道路の傷みが目立ちます。大きな道路だけでなく、生活道路にも目を向けていただきますようお願いいたします。  2、物井駅東口への整備についての再質問をいたします。東口への利便性向上のため、アクセス道路を計画しているとの答弁に、やっと市民の声が届いたようでうれしく思います。これはいつ頃の予定になりますか。                        ◇ △発言の訂正 ○成田芳律副議長 危機管理監より答弁の訂正の申し出がありましたので、これを許可いたします。  危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) 答弁の内容を訂正をさせていただきます。  先ほど発電機の数、それから価格ということございましたけれども、特に発電機の数でトータルして95台持っているということなのですけれども、基本的には一般貸出し用ではございません。避難所の井戸の稼働に、あるいは照明をすることを予定していますので避難所の照明のために、残り予備として18台を持っているのですけれども、それについても基本的には避難所で運用するということを考えております。  以上です。訂正いたします。 ○成田芳律副議長 都市部長、林田和洋さん。 ◎都市部長(林田和洋) お答えいたします。  物井駅東口アクセス道路の検討状況でございますが、当該道路につきましては、JR東日本あるいは東関東自動車道が走っておりますので、この関係で東日本高速道路株式会社、それから非常に現道下にパイプラインの埋設物、千葉県工業用水道の埋設物あるいは印旛沼流域下水道の埋設物、非常にかなりの埋設物もふくそうしているような状況でございます。したがいまして、これらここを拡幅するに当たって、大きな問題点がないかどうかの今調査検討を行っているところでございまして、大変申しわけございませんが、具体的にいつ頃というのはまだ考えておりません。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 本田良さん。 ◆本田良議員 交通問題は、人間が生きる社会の基礎をなすものです。先日の坂本議員の質問にもありましたように、この要求は以前から何度も出ているものです。アクセス道路、ぜひ実現していただくように、よろしくお願いしたいと思います。  ②番の要望もいたします。毎日不便な思いをしておりますので、道幅を広げたり、物井の駅側にある1台しか通れない踏切を2台すれ違えるようにするなど、渋滞解消にもつながる手だてを一緒にお願いしたいと思います。  3番の再質問行きます。市民の地方創生臨時交付金活用事業第二弾の中に、グリーンスローモビリティのことが書かれてあり、みそらのことかと思いましたら千代田団地のことでした。交通は、人と人との交流を図り、移動の確保だけでなく人との交流を保障し、コミュニティを豊かにします。こうして喜びや安心が生まれ、生き生きとした地域社会が生まれます。質問いたします。市民の不便さを考えたことがありますか。この状況が続けばみそらの住民は離れていき、また空き家が増えます。いつまでも先延ばしにできる状況ではないと思いますが、いかがですか。 ○成田芳律副議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  みそら地域の買い物等への対応につきましては、千葉内陸バスが運行しておりますみそら団地線、こちらにおいて住民の要望を踏まえ、基本的にはJR四街道駅南口を発着するルートから、日中買い物等に配慮してイトーヨーカドー前を通るルートでの運行をしていただいているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 本田良さん。 ◆本田良議員 交通まちづくり条例のようなものはありますか、私ホームページ見たのですけれども、見当たらなかったのですが。 ○成田芳律副議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  ございません。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 本田良さん。 ◆本田良議員 では、交通の件で要望いたします。公共交通の整備は、単に移動困難者の解消を図るという狭い意義だけでなく、まちづくりの土台として役割が大きいのです。市民の交通権を保障する責務を担うのは、現状では地方自治体しかありません。グリーンスローモビリティの運行についても、利用する主人公である住民の声を幅広く丁寧に聞き、進めていただきますようよろしくお願いいたします。  4番の鷹の台の件について、①の再質問いたします。先日鷹の台自治会長さんにお会いし、昭和62年に当時の斉藤市長と業者で交わされた協議書も見せていただきました。そこには、市は地区に必要となる主要な公益施設の整備を図るものとすると書いてあり、3,800平米の用地となっております。市は、そこに何をつくるおつもりですか。 ○成田芳律副議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  鷹の台地区の公共用地につきましては、平成26年度から平成31年度までの5年間を計画期間とする四街道市総合計画前期基本計画におきまして、備蓄倉庫や保育所の整備計画がございましたが、平成29年8月に地元4自治会から他の公共施設の整備要望がございましたことから、地元自治会と計画の見直しに向け、協議を重ねてまいりましたけれども、後期基本計画への位置づけには至っていないという状況でございます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 本田良さん。 ◆本田良議員 鷹の台の皆さんは、例えば集会所みたいなものというのですか、そういうのが欲しいと要望しているのに対して、それに対して備蓄倉庫という回答だったのですか。私ちょっとよく分からないのですけれども、市民の声を聞いて、何で返すのがそういうふうになるのかがよく分からないのですけれども。 ○成田芳律副議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  鷹の台地区の方とは何度かお話合いをさせていただきました。そして、要望もいただいておりまして、機能として福祉関連の施設あるいはサービスコーナー、会議室、多目的ホール、ラウンジ、非常用備蓄倉庫、こういった機能がある施設がいいのではないかというようなご要望もいただいております。その上で、何度かお話合いをさせていただきましたところ、今議員からご指摘がございましたとおり、集会所のような、みんなが集える場所というようなお話がございましたので、ということであれば私のほうからは集会施設、こういったものへの補助金等を活用して、施設を設置されてはいかがかというご提案はさせていただいたところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 本田良さん。 ◆本田良議員 時間もあまりありませんので、では要望といたしますけれども、市民の声を聞いて何か別なものに持っていくというのは、ちょっとどうなのかなと感じました。  要望いたします。2月の市議会議員選挙のときに、住民の何人もの方から、ぜひ近くに、歩いて行ける距離に集える場所をつくってほしい、そういう要望が私のところに出されました。私は、市民の声を議会に届けるのが議員の仕事と考えております。であるならば、過去にお願いしてもできなかったことがあったとしても、いま一度この場でお願いしたいと思います。刻々と状況は変わっていきます。20年以上も望み続けている鷹の台の皆様の願いを、ぜひ実現していただきますようよろしくお願いいたします。  では、質問を終わります。 ○成田芳律副議長 以上で本田良さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 2時43分    再開 午後 3時00分    〔副議長、議長と交代〕 ○森本次郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○森本次郎議長 引き続き一般質問を行います。  4番、田中徳彦さん。    〔田中徳彦議員登壇〕 ◆田中徳彦議員 議席番号4番、公明党、田中徳彦でございます。通告に従いまして一般質問いたします。  1、環境経済部所管事項。  ①、2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明について。北茨城市へ一般廃棄物を搬入する団体、民間処分事業者及び北茨城市の3者で構成される廃棄物と環境を考える協議会の2019年度総会において、2050年ゼロカーボンシティ表明の推進についての決議が可決されたことから、市としても同協議会の構成市町村として加わりを宣言するもので、今後は二酸化炭素の排出削減につながる新たな取組の情報を収集し、導入を検討してまいりますと発表されましたが、現状の取組状況について伺う。  ②、ごみ処理の状況について。市が委託して行う不燃ごみの中間処理業者の業者選定について、どのように入札を行い、契約を結ばれているのか伺う。  2、危機管理監所管事項。  ①、コロナ禍における災害避難時の対応について伺う。  ②、防災に関する協定締結情報について。協定書を2社ホームページ上で公開しているが、その他については公開できないのか伺う。  ③、自主防災組織について。現在の自主防災組織として成立している数と、その他の状況について伺う。  3、都市部所管事項。  ①、公園樹木、街路樹の管理について。ここ数年の気象状況を見ても、災害時には公園樹木や街路樹が倒木する傾向が見られます。市民の憩いの空間や安心して遊べる場所、災害時の一時避難場所としての公園でありますが、現状の公園樹木の管理方法、街路樹の管理方法を伺う。  ②、ゲリラ豪雨時の冠水場所について。道路冠水箇所とその対応状況について伺う。  4、経営企画部所管事項。  ①、新婚生活応援事業補助金について。本市では、結婚に伴い新たな生活を始める新婚夫婦を応援するため、新居の購入費や家賃、引っ越し費用の一部について、最大30万円を補助する制度があります。その現状の応募状況を伺う。  以上、壇上からの質問といたします。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。 ○森本次郎議長 田中徳彦さんの質問に対する当局の答弁を求めます。   市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) 私からは、第1項目、環境経済部所管のご質問に順次お答えいたします。  初めに、1点目、2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明における現状の取組状況についてでございますが、現在市内の1事業者として地球温暖化防止実行計画を策定し、市の施設から排出される二酸化炭素などの排出抑制に取り組むとともに、家庭生活から排出される二酸化炭素量を簡単に計算できる環境家計簿の普及を通じて、市民の省エネ意識の向上や省エネ活動の推進を図りながら、二酸化炭素排出量などの把握に努めております。また、2024年度改訂予定の第3次環境基本計画におきまして、具体的な取組を盛り込む予定であり、現段階での内容といたしましては、地方創生臨時交付金を活用した事業で宅配事業者の再配達をなくし、二酸化炭素の排出を減らすことができる宅配ボックス購入支援事業や、地域交通における課題解決と低炭素型モビリティの普及を同時に進められるグリーンスローモビリティの推進のほか、住宅用省エネルギー設備の導入に対する補助の新たな項目として、窓の断熱改修を対象に加えるための準備を進めております。  続きまして2点目、ごみ処理の状況、中間処理の業者選定についてでございますが、不燃ごみにつきましては、様々な種類のごみが混在するため、選別をかけた上で処理する必要があります。選別するための中間処理施設をまず保有していること、また当該施設が時間内収集に対応できる近距離に位置していることが業者選定の条件であり、このいずれの条件も満たしているのが1者のみであることから、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号により随意契約しているところでございます。  私からは以上でございます。他のご質問につきましては、危機管理監、担当部長等よりご答弁をいたさせます。どうぞよろしくお願いします。 ○森本次郎議長 危機管理監、澤畠博さん。    〔危機管理監 澤畠 博登壇〕 ◎危機管理監(澤畠博) 私からは、2項目、危機管理所管について順次お答えします。  初めに、1点目、コロナ禍における災害避難時の対応についてお答えします。一部さきの本田議員への答弁と重複いたしますが、コロナ禍における発災では、避難所におけるウイルス感染が懸念されるため、防止策として非接触型体温計、マスク、消毒液、ゴム手袋、ウエットティッシュ、フェースシールドやパーティションなどの備蓄品の追加配備を図っております。また、今般の補正予算に計上させていただいておりますが、自主防災組織及び自主防災組織を設立していない区・自治会を対象として、各地域での避難行動等における感染予防を図るための物資及び資機材の購入に係る費用の支援を進めていく考えでございます。  次に、2点目の防災に関する協定締結情報についてお答えします。現在、当市のホームページでは約60ある防災等に関する協定締結情報のうち、平成25年度以降に締結している内容を掲載しており、ご指摘のとおり、コメリ、長崎屋の2社のみについて協定書そのものを掲載しておりますが、その他について掲載していないことに特別な意味はなく、情報としてそれぞれの協定締結の目的等を掲載しておりますので、協定書そのものについては省略させていただいているということでございます。今後は、市民にとって分かりやすいことを前提に、統一感を持った掲載をしてまいりたいと考えております。  次に、3点目の自主防災組織についてお答えします。本年4月1日現在活動している86地区の区・自治会のうち、44地区が自主防災組織を設置しており、県の活動指標である活動カバー率で78.2%となっております。また、傾向として比較的世帯数の多い地区の設置が多い状況となっています。災害時における自主防災組織の役割は極めて重要でございますので、今後もさらに設置が進むよう支援に努めてまいりたいと考えております。  私からは以上です。 ○森本次郎議長 都市部長、林田和洋さん。    〔都市部長 林田和洋登壇〕 ◎都市部長(林田和洋) 私からは、第3項目、都市部所管事項につきまして順次お答えいたします。  初めに、1点目の公園樹木、街路樹の管理についてでございますが、市内の都市公園161か所の樹木の管理につきましては、指定管理者である四街道市地域振興財団に業務委託しております。管理の内容につきましては、四街道総合公園、四街道中央公園及び6か所の近隣公園は、管理人が常駐しておりますので、低木については定期的な剪定を行っており、そのほかの街区公園につきましては年1回の剪定を行っております。また、中高木の剪定につきましては、その都度現地を確認し対処しているほか、地元自治会などからの要望につきましては優先度の高い順に対応し、市民の憩いの場として適正な管理に努めているところでございます。  次に、本市の街路樹は景観形成及び緑化のため、宅地造成等の市街地整備や都市計画道路の整備により、数多く植樹されております。この管理につきましては、植樹場所や樹種、樹勢により異なりますが、高木についてはおおむね2年に1回、中低木については、毎年剪定等を行っているところであり、このほか地元自治会からの要望により、剪定等が必要と認められた場合は、現地を確認の上、その都度対応しているところでございます。  続きまして、2点目のゲリラ豪雨時の道路冠水箇所とその対応状況についてでございますが、ゲリラ豪雨等により頻繁に道路冠水となる主な場所としては、鹿放ケ丘遠近五差路付近、大日緑ケ丘三差路付近、みのり町地先のアンダーパス、内黒田及び萱橋地先の東関東自動車道のアンダーパス、物井松山橋付近であり、ホームページ上での公表や冠水注意標識を現地に設置し、注意を促しているところでございます。また、その対応として、道路冠水となった場合は、警察署や消防本部と連携を図りながら、速やかな通行止めなどの措置を講じ、通行車両等の安全確保に努めております。なお、大雨が予想されるときは、事前に重点的にパトロールを行い、雨水排水ポンプの作動点検や集水ますの清掃を実施しているところでございます。  私からは以上でございます。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。    〔経営企画部長 永易正光登壇〕 ◎経営企画部長(永易正光) 私からは、第4項目、経営企画部所管の結婚新生活応援事業補助金の現在までの応募状況についてお答えいたします。  結婚新生活応援事業につきましては、結婚に伴う経済的な負担を軽減するため、結婚を機に新生活を始める若い世代を対象に、新生活に係る費用の一部を支援することを目的としております。令和2年度結婚新生活応援事業補助金の応募状況につきましては、8月末現在3件の申請で、合計68万6,000円の支給を決定しております。  私からは以上でございます。 ○森本次郎議長 再質問はありませんか。  田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ご答弁ありがとうございました。順次再質問させていただきます。  ごみ処理の状況についてなのですが、ここ何十年もの間、委託先、不燃ごみ中間処理業者が変わっていませんが、その理由をお聞かせください。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  先ほど、市長からお答えいたしましたとおり、不燃ごみを選別するための中間処理施設を保有し、その施設が時間内収集に対応できる近距離に位置することを満たしているのが1社のみでありますことから、随意契約にしているものでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。この不燃ごみを中間処理する際に、選別品目は何品目あるのか、お教えいただけますでしょうか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  不燃ごみの中間処理委託業者の施設に搬入されました不燃ごみは、金属類、可燃類、プラスチック類、小型家電類及び不燃性残渣の5品目に選別されるものでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 そうしますと、不燃ごみのリサイクル率、過去3年間教えてください。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  不燃ごみの過去3年間の収集量に対するリサイクル率でございますけれども、平成29年度につきましては、収集量600トンのうちリサイクル量が212トン、リサイクル率は35.3%でございます。30年度につきましては、収集量が619トンのうちリサイクル量が238トンで、リサイクル率は38.4%、令和元年度につきましては、収集量が657トンのうちリサイクル量が235トンで、リサイクル率は35.8%でございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 これは重量比の計算、重量比でいいのですね。リサイクル率、容量比ではなく重量比ですね。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) そのとおりでございます。収集量、トンで測ったものについて、トンでまた分別しておりますので、重量です。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。スクラップ、この中で選別品目先ほど5品目を挙げていただきましたが、やっぱり金属が多いのかなと思ったら、思ったより50%を超えていないということなのです。一般廃棄物のちょっと全体の話ですが、一般廃棄物の処理のリサイクル率の過去3年間もお聞かせ願えますか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  まず、集積所からの収集ごみと事業所などがクリーンセンターへ直接搬入したごみ、また集団回収のごみなどの過去3年間の収集量に対するリサイクル率でございますけれども、こちらも29年度につきましては、処理量2万7,175トンのうちリサイクル量が6,056トン、リサイクル率は22.3%、30年度につきましては、処理量2万7,167トンのうちリサイクル量が6,224トン、リサイクル率は22.9%、令和元年度につきましては、処理量が2万8,247トンのうちリサイクル量が6,057トンで、リサイクル率は21.4%でございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。ごみの出し方について、いろいろ分別をしてやっている割には意外と低い、21.4%ということで令和元年はあれですが、このリサイクル率が伸びない理由をお聞かせ願えますか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  当市の場合は、平成23年10月までは焼却灰をセメントの一部原料などにするなど、そちらの面でもリサイクル率の向上を図っておりました。しかしながら、東日本大震災の影響によりまして、焼却灰のリサイクル処理業者が稼働を停止したため、ほかに受入れが可能なリサイクル処理業者を探しましたけれども、見つからずに、最終的に焼却灰を埋め立て処理することとしたものでございまして、それがリサイクル率の伸びない一つの要因と考えております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。あと可燃物に分類されている紙おむつについてなのですが、リサイクルすることを検討したことはあるでしょうか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  使用済みの紙おむつにつきましては、もっぱら焼却処理を行う市町村が多いところでございますけれども、全国の一部の市町村では分別収集により燃料や再生パルプなどにリサイクルしている事例があることは承知しております。今後、市といたしましては、令和2年の3月に環境省が策定した使用済みの紙おむつの再生利用等に関するガイドラインを踏まえつつ、国や県の動向を注視しながら、調査研究を行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ぜひなかなかリサイクルが進まない、どうしても焼却処分になってしまうと、CO2の問題もありますので、ぜひこの辺については検討をよろしくお願いしたいと思います。  続いて、危機管理所管事項ですが、残念ながら令和2年度四街道市地域防災訓練は中止になりましたが、各区・自治会へのフォローはされたのでしょうか。 ○森本次郎議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えします。  今年度の地域防災訓練を中止した理由は、コロナ禍において人が集まることによる感染の拡大を防止する観点からでございます。ご承知のとおり、現在密集、密接を避けざるを得ない状況にありますことから、訓練中止に伴う各区・自治会等への同時の集合を伴うフォローは行っていませんが、日頃より自主防災組織等から災害対応に関する問い合わせがございますので、随時情報提供や助言を行うとともに、出前講座などを行っているところです。  私から以上です。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。防災ハザードマップがございますが、ウェブ版でもあって、せっかくウェブ版で開いて、そこを見たときに、ヤフーサイトにリンクが何かできるようなことは検討されたでしょうか。 ○森本次郎議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) 当面は現状で、多くの市民に理解をしていただきたいということで、まず見ていただくということを推奨してまいりたいと考えています。  以上です。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 あと四街道市の災害時における避難所運営マニュアルがあるのですが、それの最後のページに四街道市指定避難所一覧というのがあって、そこの項目の最後に医療救護所(予定)というのが入っていて、場所は千代田中学校、中央小学校、四街道中学校、旭小学校、吉岡小学校の5か所をしていますが、これはもう対応済みということでしょうか。 ○森本次郎議長 暫時休憩します。    休憩 午後 3時27分    再開 午後 3時27分 ○森本次郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 失礼しました。あとこれは災害時の東京の文京区で設置している話なのですが、妊産婦、乳児救護所を別で設置をしていますが、なかなか四街道市としてもこういった取組は可能なのでしょうか。 ○森本次郎議長 暫時休憩します。    休憩 午後 3時27分    再開 午後 3時27分 ○森本次郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 失礼しました。では、防災に関する協定書についてですが、協定書の有効期限について、この協定書は協定締結の日から効力を有するものとし、甲または乙が文書をもって協定の終了を通知しない限りその効力を有するものでありますが、一定期間を定めて見直すことはしないのでしょうか。 ○森本次郎議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えします。  各所との協定でございますが、情勢、状況の変化に伴い見直しの必要が生じた場合には、期間を問わず見直しを行うことになります。  以上です。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございました。ホームページ上では2013年からだったと思いますが、それ以降についてはもう整理をされたということでしょうか。 ○森本次郎議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えします。  協定の整理については、毎年実施をしている状況です。  以上です。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 今現状ホームページで残っているのが最新ということでいいのですね。 ○森本次郎議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) 今ホームページに残っているものが最新の状況でございます。  以上です。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。  都市部所管事項で公園樹木です。先ほど161か所樹木があるということでありましたが、公園樹木、街路樹について、市民からの苦情、相談は昨年、今年と何件あったか、お聞かせください。 ○森本次郎議長 都市部長、林田和洋さん。 ◎都市部長(林田和洋) お答えいたします。  まず、公園樹木についての苦情、相談件数でございますが、昨年度は50件、本年度は8月末時点で28件ございました。この処理状況でございますが、昨年度は49件、処理率にして98%、本年度は8月末時点で14件、50%となっております。なお、未実施箇所につきましては、可能な限り今年度中に対応する予定でございます。  次に、街路樹のほうでございますが、こちらにつきましては昨年度が苦情、相談件数が39件、今年度は8月末時点で5件ございました。この処理件数でございますが、昨年度は38件、率にすると97.4%、今年度につきましては8月末時点で3件、60%の処理率となっております。こちらのほうにつきましても、今年度中に対応してまいる予定でございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。街路樹の松並木の管理なのですが、四街道のヨーカドーの前の松並木がありますが、あの辺については何か剪定されていないように見られますが、剪定する基準と定期的に管理されているのかお聞かせ願います。
    ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  松並木のクロマツの剪定の方法についてでございますが、はさみによる剪定は切り口からのウイルス侵入の可能性が高まり、クロマツの衰弱につながるおそれがあるため行わず、枯れ枝や古い枝の除去にとどめておく程度が、高木であるクロマツの管理方法として最良であるということを専門業者から確認しております。したがいまして、そういったものを発見した際に不定期で実施しているところでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。はさみとかはだめなのですね、初めて知りました。意外と上は結構伸びてブリッジみたいになってきているので、下は下でトラックがちょっと当たるかなという心配もあったものですから、ちょっと意見として述べさせていただきました。  あと房総半島台風から1年が過ぎたのですが、暴風雨による大量の倒木が停電の大きな原因となり、危険な木を事前に切っておく予防伐採が対策として注目されましたが、当市ではどうお考えでしょうか。 ○森本次郎議長 都市部長、林田和洋さん。 ◎都市部長(林田和洋) お答えいたします。  まず、公共施設の公園のほうでございますが、昨年の台風15号の強風によりまして103本の高木が倒木になりました。この処理はもちろん終わっているわけなのですが、議員ご指摘のとおり、今年度予備伐採といいますか、特に近隣等に迷惑がかかる、影響を与えてしまいそうな高木を剪定いたしまして、今年度につきましては44本の伐採を行う予定でおります。道路の街路樹につきましては、特にその予定はございません。なお、一般の民地のいわゆる高木が倒木に遭って、電線であるとか道路交通に影響を与えた箇所も数多くございましたことから、市政だより、ホームページ等で所有者の方に剪定及び伐採等をお願いしているところでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。今年度で44本の予定ということですか、なかなか計画というか要望もあったりして、一応44本ということですが、危機的な状況の場所については本当に住民からの相談もあると思いますので、ご対応をお願いしたいと思います。  あと要望でちょっと話をさせていただきますが、まずホームページの更新をしていただきましてありがとうございました。もともとこの樹木関係の公園樹木とか街路樹のホームページの中で、更新が2016年の5月9日になっていまして、市民に対し、枝の剪定、樹木の伐採をお願いしますと、何かちょっとあっさいしたような感じだったのですが、2020年の9月10日に台風等の強風に備えた倒木の防止にご協力をお願いしますと更新をしていただき、ありがとうございました。あと個人宅から道路に出ているやっぱり枝葉、こういったことも多分相談は多いかと思いますが、引き続き対応をしていただきたいなと思います。  それと、ゲリラ豪雨の冠水場所については、先ほど説明をしていただきましたが、冠水箇所として、これもちょっとホームページ上なのですけれども、1つが鹿放ケ丘5号線遠近五差路付近、2つ目が鹿放ケ丘半台1号緑ケ丘三差路、3つ目が大日桜ケ丘40号線緑ケ丘三差路北側、4つ目が四街道鹿渡線みのり町のアンダーパス、5つ目が大日萱橋台の12号線内黒田地先横断ボックス箇所の南側の側道、6つ目が物井26号線の松山橋付近ということで、この6か所が2016年1月25日からずっと残っています。4年7か月たっているのですが、これらはゲリラ豪雨の冠水場所は増えていないということで、この箇所しか増える箇所がないということでよろしいのでしょうか。 ○森本次郎議長 都市部長、林田和洋さん。 ◎都市部長(林田和洋) お答えいたします。  当該箇所につきましては、交通等に大きな影響を与えてしまう、例えば当該箇所で車両の水没事故が何件も起きている、こういったような場所に限って注意標識等を設置したところでございます。その後、冠水注意、そのような注意喚起箇所は増えてきておりませんけれども、新たに注意喚起が必要な箇所が生じた場合には標識の設置等、ホームページ上でも掲載してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。その大雨時の冠水注意の看板というのは、この6か所だけではなくて、全部で幾つあるのでしょうか。 ○森本次郎議長 都市部長、林田和洋さん。 ◎都市部長(林田和洋) お答えいたします。  標識としてきちっとした形で表示してあるのは、この当該箇所だけになります。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 そうなのですね、6か所だけなのですね。ちょっと意外と目立たないというか、もうちょっと目立つような何か色というか、黄色と黒なのですけれども、ちょっと小さくて、よく見ないと何か通り過ぎてしまうようなところもあって、もうちょっと何か工夫、色というか工夫をしていただいたほうが目立っていいのかなと、これちょっと要望なのですけれども、お願いしたいなと思います。  それと経営企画部なのですが、30万円の補助をする制度ということで、新婚生活応援事業補助金ということですが、夫婦の所得が340万未満で、年収換算で約530万円であることが条件になった根拠を教えていただけますか。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  結婚新生活応援事業につきましては、国の地域少子化対策重点推進交付金、こちらを活用した事業でありますことから、国が示しております補助上限額、所得要件及び年齢要件を条件としているところでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。先ほど件数を何組だったか、3組でしたっけ、3組、そんなに少ないのですか、何で伸びないのでしょうか。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  3件の申請ということでございます。この件数につきましては、これからも周知啓発に努めて、増やしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 予算上は、何件何組まで持っているのでしょうか。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  この事業につきましては、令和2年度当初予算において3件分90万円を予算計上しております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 では、もう終わりということなのですね、3件90万円、そんなに少ないのですね、いや意外。まち・ひと・しごと創生総合戦略の中で、未来プロジェクト、結婚・出産・子育ての希望をかなえるためにということを読んでいったときに、もうちょっとあっていいのかなとも思うのですが、これは来年度も継続して行うのですが、予算上もやっぱり3件分なのでしょうか。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  今年度の実績等を見てということにはなるかと思いますが、現在も今年度につきましても必要に応じて国のほうに変更申請等、追加要望を行うこともできますので、状況によってはそういったことも考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 何か目指せ何世帯とか、そういうのはないのですね。何か人口をやっぱり増やしていくというか、若い人がやっぱり住んでもらうための何か目標というのが分かりづらいのですが、いかがでしょうか。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  県内で、同様の事業を実施しているところの件数を見ましても、大体同程度の状況でございます。そうした中で、四街道を選んでいただけるように、また私どもはシティセールスを行っておりますので、そういった中で先ほどご答弁申し上げましたとおり、こういう制度等も周知啓発を図って、四街道に転入していただける方を増やしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 わかりました。まち・ひと・しごと創生総合戦略の中で、子育て世代の希望に寄り添った教育や保育など、子育て環境を向上させていくことで結婚、出産、子育て希望をかなえ、子育て世代を中心とした若い世代の転入と定住促進の増加を図っていきますということだったので、もうちょっと件数があるのかなと思ったのですが、対応は取れるということなので、引き続き人口が増えていくような、将来的な人口減少社会の克服や持続可能な地域づくりの実現をしていくために、ちょっと目指して頑張っていただきたいなと思います。  質問は以上です。 ○森本次郎議長 以上で田中徳彦さんの質問を終結します。                        ◇ △議案第18号の質疑、委員会付託 ○森本次郎議長 日程第2、議案第18号を議題とします。  ただいま議題となっています議案第18号に対する質疑の通告はありませんでしたので、質疑なしと認めます。  次に、ただいま議題となっています議案第18号は、所管の教育民生常任委員会に付託します。  なお、教育民生常任委員会の開催表をお手元に配付してあります。  委員長が了承されていますので、これをもって、開催日の通知とします。                        ◇ △散会の宣告 ○森本次郎議長 以上で本日の日程は終了します。  明日は定刻より会議を開きます。  本日はこれにて散会します。    散会 午後 3時45分...